「透かし剪定」を基本的に行います。
毎回刈り込んでいますと外側の枝が密生してきます。
そうすると、中の方にだんだんと光が入らず、風も抜けないような環境にな
り新しい枝が生えない事や、病害虫の温床にもなってしまいます。
透かし剪定は、不要な枝を選んではずし樹形をつくります。
光や風が抜けるようになりますので
中側に新しい枝も生え、病害虫もつきにくくなります。
そして、庭にあったサイズに枝ぶりや枝数を調整し、幹から枝先に向か
っての樹形を考えて剪定しますので、先の枝葉が風に揺れるさらさらとし
た雰囲気に仕上がります。
お庭や、時期によっては、一回の剪定で一気にやるのではなく、月日をかけ
て少しずつ透かしていくこともあります。